うらやましいくらいの空き具合の電車で、海にお出かけするいつもの3人。
電車から見える海の景色がたまりません。
私もリアルで、こんなふうに海沿いを走る電車に乗って旅をしてみたい！
「海といえば！？」
「ビーチでゆったりしたり？」
「砂でお城作ったり？」
「スイカ割ったり！！」
女子高生たちがテンション上げながら、楽しくお出かけしている姿を見るのは目の保養になりますねえ。
相変わらず双葉は食いもの関係かｗ
「でも…私達、働きに来たんだよね…」
え…双葉たち可愛い女の子が、水着姿でキャッキャはしゃぐバカンス回じゃなかったんですか今回は！？
また今回も薗部さんの陰謀か。
山路が手ごろ物件を探し出し、薗部さんが海の家「秘密の花園」を開くので、そのバイトらしい。
「さっきからすごく気になってたんだけど、秘密の花園って…何？」
「お店の名前ですが」
「秘密の花園、昭和臭がして薗部さんにぴったりですねぇ」
辛辣な山路のコメント。
相変わらず仲悪いな、山路と薗部さん。
いや遠慮がないし、手ごろ物件を探してくれたり、一応仲はいい…のかも。
そもそも海の家のことを知らない、世間知らずな葉子様。こいつらがバイトで大丈夫か？ と思ったら…
「なにこれ～おいし～ほんとおいし～」
双葉は一応サクラで役に立ってました。こんなので客呼べるんだ…
葉子様は日焼けを恐れて、忍者みたいな服装で過ごしてましたが…それを見て残念そうな薗部さん。
「夏！ 眩しい日差しの下！ はじける乙女たちのサマータイム！ 火照る体に甘い誘惑！ 波打ち際のスイーツなパラダイス！」
ぶっちゃけ意味不明ですが、要は露出が足りないことを嘆いているようです。
ほとんど思考回路が昭和のエロおやじです、薗部さんｗｗ
まあこの3人の水着姿が見たいのは私も同感ですが！
薗部さんの海の家に、ボリュームがあるメニューがないのに不満な様子の双葉。
「ラーメンは！？ カレーは！？ 焼きそばは～！？」
確かに海の家に来ると、甘いものよりそういうしょっぱい系の腹が膨れる食い物が美味いんですよねえ。
気持ちは分かる双葉。
薗部さん曰く、デザートのお店なので、そういうものは無いとのこと。
「焼きそばってデザートでしょ？」
「え…？ おかずでは！？」
あれ？ 2人とも言ってることおかしくないか？ 私の今までの常識が間違っていたのか？
焼きそばって、主食の類ですよね…？
久々に
何しに来たんだこのガキは。
という私の気持ちを汲んでくれたのか（？）、ここから山路の嫌がらせが始まりました！
葉子様が作ってくれた（と勝手に思い込んでる）アイス等を頑張って食べて、売り上げに貢献しようと頑張るクソガ…いやゆうくん。
「食べ過ぎて寒くなってきた…。」
「そんなに無理しなくていいのよ？」
「ううん、お姉ちゃんが作ってくれたんだもん、ちゃんと食べるよ！」
しかし肝心の注文したデザートを持ってきてるのは山路！？
ゆうくんの目の前にわざと現れ、デザートは葉子様ではなく、自分が用意してることをゆうくんに知らしめる山路！
「大人げない」
「本当に大人気ないわ」
思いっきり双葉＆葉山さんに我が意見を代弁されましたｗ
「できた大人なんて、そういるものではありませんよ。ご存知かと思いましたが」
「そうだね…」
「本当にそうだわ」
もう自分がこういう目で見られてるのは、百も承知だったんですね山路…逆に男らしいわ…。
ってことは、現役女子高生から罵られる＆汚いものを見るよな目で見られるのも計算の内だったのか！！？
山路さすがです。私も
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